1万円以下のゲーミングキーボード考察

利便性のためキーボードがもう一つ必要になったので、せっかくだからゲーミングキーボードを買うことにした。ゲーミングキーボードの用語などを調べつつ、1万円以下で買えるキーボードを探したいと思う。

キーボードの種類

メンブレンキーボード

薄い膜で覆われた基盤をキーで押すと膜が接触し検知される仕組み。
安価で薄型であり静音性がある。構造上ロールオーバーやアンチゴーストという仕組みと相性が悪いらしい。そのためメンブレン式で全キーロールオーバーなどは商品として発売していない。

パンタグラフキーボード

メンブレンと似たような構造だがキーの構造が違うらしい。それにより薄型構造にすることが可能。

カニカルキーボード

キーごとに個別のメカニカルスイッチが備わっている。スイッチの種類によってキーストロークが異なる。バリエーションが多く、ユーザーによって好みのスイッチを選択できる。

カニカルの軸の違い

*キーボードメーカーにより若干の違いあり。

押下圧

キーを押す力。青軸、黒軸は大きな力が必要となり長時間の使用では手が疲れてくるらしい。

赤軸(45g)=ピンク軸銀軸茶軸(55g)黒軸(60g)青軸

作動点

キーが入力される距離。銀軸は差動点が1.2mmと短く反応がかなり速いらしく普段使いにはしにくい。また指が触れていないつもりでも入力されてしまうことがあるらしい。

銀軸(1.2mm)ピンク軸(1.9mm)赤軸(2.0mm)茶軸黒軸青軸(2.2mm)

キーストローク

キーを押してから底までの深さ。キーの入力自体は差動点で入力されるが、人間の感覚的には底まで打ち切らないと打ったという感覚が残らない。そのためキーストロークは人間にとって重要な値である。また差動点から底までの間はキーが重くなるので差動点との兼ね合いも重要である。

銀軸(3.4mm)ピンク軸(3.7mm)赤軸(4mm)茶軸黒軸青軸

キーピッチ

キーピッチとは、キーの中央から隣のキーの中央までの距離のことである。19mmが標準である。しかしキーピッチを記載しているゲーミングキーボードは少ないので明らかに大きかったり、小さかったりしない限り気にしない方が良いかもしれない。

ゲーミングキーボード特有の能力

Nキーロールオーバー

複数のキーを同時に押したときに個々のキーを正確に判別できるかどうかの性能を表します。全キーロールオーバーなどはすべてのキーを同時に押してもすべて判別することができる。

アンチゴースト

複数のキーを同時に押したときに誤作動をしない仕組み。複数のキーを同時に押したときに押したキーとは全く違う入力を示すときがあるらしい。アンチゴーストがあればそれを防ぐことができる。

マクロ機能

キーに複雑なコマンドや複雑なキー操作を登録することができる機能。ゲームによっては使ってはいけない場合があり、場合によってはBANされてしまうので注意が必要。

Windowsキーロック機能

Windowsキーを押しても反応させないようにする機能。

ゲーミングキーボードの検討

まず全キーロールオーバーとアンチゴーストは欲しいのでメカニカル式のキーボードにしようと思う。後はWindwoキーロックも欲しいと思う。軸は無難に赤軸にしたいと思う。また初めてのゲーミングキーボードなので有名どころのメーカーを買いたい。

それらを踏まえ、さらに1万円以下とすると次の2商品に絞られた。

HYPERX ゲーミングキーボード Alloy Origins Core 4P5P3AJ#ABJ

9990円(2023/8/4)

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Corsair K63 Red LED Cherry MX Red 日本語 ゲーミングメカニカルキーボード

9651円(2023/8/4)

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まとめ

二つのキーボードにほぼ差はなく、マクロ機能なども搭載している。どちらを買うか迷うところだが、PCへの接続のためのUSBケーブルが外れる点とあとは見た目でHYPERXの方にしようと思う。