高校中退、留年、多浪のハンデを面接で乗り切る方法

新卒の面接では高校中退、留年、多浪などがあると明らかに面接で苦労しますよね。私も高校中退してから大学に入り直したので大変でした。そんな人たちのために私がどう乗り切ったかを説明したいと思います。

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面接対策

逆転の発想

私の時はひどい所だと高校中退の理由だけで面接時間が終わることもあった。それはそれは大変でした。私はひどく落ち込んだものです。

ただ逆に考えると高校中退の理由だけ考えておけば面接は問題ないということに気づきました。なぜならば高校中退の理由が大きなウエイトをしめる以上他の質問への時間が少なくなるからです。

受け身は危険

面接では高校中退などについて聞かれるのが嫌で先延ばしにするのはあまり良い判断とは言えません。なぜならば必ず高校中退の話にはなるし、相手から切り出された場合は自分の思ったのと違う質問のされかたをした場合は返答に困ることもあるからです。むしろ自己紹介の時などにこちらから切り出しペースを握るほうが良いです。そうすることで高校中退の話題に関しては主導権を握れるようになるからです。

本質を明らかにする

まずは面対策として自分を分析することから始めます。高校中退といっても様々な複合的要素がありますよね?まずそれを細分化しましょう。そして、その中から本当に答えたくない項目を見つけましょう。本当に答えたくない部分とは、自分が答えに一番苦慮する部分のことです。そもそも高校中退の話をされたくないのはその本質部分の回答に苦慮するのが一番の理由だと思います。その部分をいかに聞かれないようにし答えやすい部分を中退の本当の理由に挿げ替える作業が面接のキモとなります。

粗を残す

話を誘導する場合に重要となるのは自分から話を切り出すことにあります。さらにその話の内容は中退の完ぺきな理由を説明していないことが重要になります。人の不幸は蜜の味、つまりこういった話題を振られた相手は会話の粗を探し質問しようとする欲求に駆られるのです。粗を探してくるということは粗を残しておけばその部分を質問されるのであらかじめ答えを用意しておくことができますし、質問を誘導することもできます。さらにその回答にも粗を残しておけば面接官は面接時間の間、粗を探すのにやっきになり高校中退の話だけで面接時間は過ぎてしまうでしょう。こうやって会話を制限することで本当に聞かれたくない話の本質から目を逸らすことができます。そうすることで面接を有利に進めることができるのです。

粗の残し方

ちなみに粗とは自分が答えに一番苦慮する項目以外の事を言います。それらを魚の餌にして本質を突かれないようにするのです。相手はこちらの全容を把握するのが不可能な以上矛盾点なく粗を残すことができれば本質に触れられることはほとんどありません。粗の残し方ですが敢えてその部分を言わないことで相手が聞きたくなるようにするのがポイントです。

嘘はつかない

ただし、この会話の注意するポイントは決して嘘はつかないことにあります。嘘をつくと話に矛盾が生まれてしまいます。そしてその矛盾はおそらく自分が一番聞かれたくない質問につながるからです。会話の手動権を握り聞かれたくない方に話を誘導することで、聞かれなかったから答えなかったという状況を作り出すことが重要となります。

高校中退などを賛美する会社は要注意

たまに高校中退などで苦労した分、君は他の人より優秀だ!みたいな評価をしてくれる企業もありますが、そういった企業は苦労が評価ポイントになってしまっている点で注意が必要です。そこが評価点になるということは仕事に苦労がついてまわるといったことを暗に示しているからです。

*もちろん例外はあるとは思いますけど・・・

まとめ

この会話方法は面接時間という短い時間内ならばかなりの成功率を誇る会話方法です。この手法は、なにも新卒に限った話ではなく転職するときにも有用です。重要なポイントは聞かれてないから答えなかったという状況をいかにして作りだすかです。

本当はこんな方法を用いず正直に話せば合格できるようになれば良いのですが、今の日本の就職環境じゃ絶対無理ですよね・・・