Blender:オブジェクトを移動すると勝手にキーフレームが打たれる件について

Blenderを使っていて不可解なことがあった。服にボタンを付けた後に保存し、再度Blenderを開くとボタンの位置が変わっているのである。これを直すのにかなり苦労したので備蓄ログを残したいと思う。

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現象

ボタンに服に付けた後に保存する。

再度開くとボタンがすべて同じ点に移動してしまっていた。しかもトランスフォーマーにキーフレームが打たれている。

原因

これは自動キーフレームという機能により起こってしまった現象らしい。これはタイムライン上の下図①の部分がオンしていると有効になる機能らしく、オブジェクトを動かしたりするたびにキーフレームが打たれるようになるらしい。

どうやら知らない内に押してしまっていたらしい。しかも長い間これに気づかずにいたため、複数のフレームに渡ってキーフレームが打たれていた。しかもアクションなども設定されていたりと複雑な設定がされてしまっていた。しかもインスタンス化を最初していたためか、ひとつのキーフレームで全てのオブジェクトが対応する状態になっており、移動するたびにすべてのオブジェクトが同じ座標に集まってしまうという複雑な現象が起きていた。(この現象はなぜ発生するのかイマイチわからなかった。)

そのため単純にキーを削除するだけでは様々な問題が発生した。とりあえずの治し方はまずCtr+Aで位置などのリセットを行い、そしてタイムライン上のキーフレームを削除(複数ある場合は気をつけないとアニメーションしてしまいオブジェクトが変な位置に移動してしまう。)、その後にNLAエディタで関係するアクションをすべて削除した。正直大変だったので簡単な物なら作り直した方が良いかもしれない。放置していると後で大変なことになるので同じように自動でキーフレームが打たれた人は自動キーフレームは切っておくことをお勧めする。

まとめ

前々から勝手にキーフレームが打たれることは気になっていたが問題になっていなかった。しかし今回初めて問題が発生した。あまりに大変だったので、この機能は基本的には切っておく方が良いと思った。