Blender:金貨を宝箱に詰める_20

以前に作った金貨を宝箱に詰めていきたいと思います。金貨だけではあれなので王冠も置いてみました。

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Blender:金貨の作成_19 - Mindの雑記ブログ

Blender:宝箱の作成(完成)_15 - Mindの雑記ブログ

Blender:王冠の作成(完成)_12 - Mindの雑記ブログ

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宝箱に金貨を詰める

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金貨を箱に詰めるために金貨を複製する必要があるが現在の宝箱の大きさだと推定5000枚以上の金貨が必要である。少し多すぎるので宝箱の底を上げて使う金貨の量を少なくしている。

金貨と宝箱のサイズを合わせたら、まず立方体を配置し、縦に長く拡大する。モディファイアのパーティクルシステムを追加し設定に移る。設定のレンダーのレンダー方法をオブジェクトにし金貨のオブジェクトを選択する。金貨のスケールを調整する。レンダーとビューの設定でエミッターを見えなくしておく。

また開始フレームと終了を1にしておく必要がある。こうすることでタイムラインの1フレームにすべてのパーティクルが放出される。

次にソースの設定の放射源をボリュームに変更し分布をグリッドに変える。こうすることで金貨がきれいに配置される。解像度を重ならない範囲で最大の値に調整する。グリッドの設定では発生の所で指定した数が無効化されるので実際に自分が発生させた数になっているかをおおよそで計算する。足りないようならばエミッターの立方体をZ方向に大きくする。私の場合はおおよそ1500枚になるように調整しました。

モディファイアプロパティのパーティクルシステムにあるインスタンスを実体化ボタンを押すことで金貨が個別のオブジェクトとして複製される。エミッターは別途残ったままなので削除するか非表示にしておく。

かなり上の方まで金貨があるので、上の方の金貨はすべて下の方に移動させておく。金貨をすべて選択し物理演算のrigid bodyを追加する。この際シェイプの設定を円柱にしないとフリーズした。オブジェクトのrigid bodyからアクティブからコピーを選択し、すべての金貨に物理演算をコピーする。

コインが落下しないよう平面を追加し地面を作成する。宝箱と地面にrigid bodyを追加しタイプをパッシブに変えて、シェイプをメッシュに変更する。

物理演算を開始して適当な所で停止する。金貨をすべて選択し、オブジェクトのrigid bodyからトランスフォームを適用を選択する。こうすることで物理演算を削除しても現在の位置にオブジェクトが固定される。

散らばっているコインなどを削除する。

王冠のオブジェクトを読み込む。金貨の物理演算はパッシブに変えて、王冠にアクティブの物理演算を追加し金貨の上に乗っける。

地面に次のマテリアルを設定しポイントライトを配置した。

Cobblestone Floor 04 Texture • Poly Haven

まとめ

物理演算とパーティクルは奥が深い上にパソコンが重くなるのでとても難しい分野だと思った。