Blender:王冠の作成(土台編)_12

Blenderで王冠を作成しました。

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Blender:王冠の作成(完成)_12 - Mindの雑記ブログ

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王冠の作成

まず王冠の下部分の作成から入っていく。

SHIFT+Aから円を追加し、Eキーで押し出しを行い淵の部分と真ん中の部分を作る。下の溝部分にCTRL+Rでループカットを入れ。真ん中のループを選択しプロポーショナル編集の球状を設定し、Sキー、SHIFT+Zで拡大して丸みを付ける。片面だけ見ているとGキーで移動しても同じ形になるが、逆側がいびつになるので片側もきちんと形ができているか確認して確かめる。上側にも同じような溝を付ける。

土台部分ができたら次にその上の波打っている部分を作成していく。

一番上のループを選択し、Eキーで押し出しSキーで拡大する。CTRL+Rでループカットを入れる。

厚みを付けたいので面を選択し、Eキーで押し出してSキー、SHIFT+Zで内側に縮小する。押し出し方が悪いのか綺麗に押し出せないので押し出しで残った上辺のループと下辺のループを選択しLooptoolのBridgeから面を作成する。このできた面に内側の面と同じ数のループカットを入れる。

外と内の面のループの真ん中を選択しプロポーショナル編集で拡大縮小をし面を沿っているような形に調整する。

この面を波打っているような形状にしたいので円筒のオブジェクトを追加しブーリアンで面を削りたい。

SHIFT+Aで円筒を追加し、編集モードで位置や大きさを調整し配置する。この時配列モディファイアを使いたいのでオブジェクトモードで移動しないこと。

SHIFT+Aでエンプティの十字を追加し、円筒オブジェクトに配列モディファイアを設定する。十字をZ方向に45°回転させる。そうすると下図のように配置されるので円筒を編集モードで調整しブーリアン後の形を想像し好みの形にする。

配列数を4にし、編集モードで円筒を22.5°ズラす。王冠の土台にブーリアンモディファイアを追加し、この円筒を設定し、差分にする。円筒との差分の形が満足いくものならばモディファイアを適用する。

以前作成したブローチを飾りに流用したいのでアペンドで読込少し形を修正する。ダイヤと土台が別のパーツになっているのでオブジェクトモードでCTRL+Jで結合しておく。

下図のように王冠の表面に配置しエンプティの十字を追加し、配列モディファイアからブローチを円周上に複製する。

同様にUV球を追加し、上側の突起に刺さるように配置し、配列モディファイアにエンプティの十字を設定し演習場に配置する。

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ブーリアンで削った面が多角形になっているので修正していく。すべてを直すのは面倒なので王冠の大部分を削除する。ブーリアンで削った部分の円筒は45°ずつ配置したので、この王冠もまた同じ角度で同じ模様がでている。つまり最小単位は8分の1である。そのため最小単位以外をすべて削除し、その部分のメッシュを修正する。修正が終わったら配列モディファイアで円周上に配置する。この時マージの項目にチェックを入れておかないと配列同士の間で区切りのような線が浮き出てしまう。

まとめ

配列モディファイアは使えば使うほど便利さを感じる。円周状のものには効果覿面だ。